リースバックを利用して節税効果は期待できますが、税金を全く払わなくて良いということではありません。
リースバック利用時に税金が発生するケースもあります。
ここでは、そんなリースバック利用時に発生する税金についてご説明しましょう
登録免許税
登録免許税とは登記情報変更時に発生する税金のことです。
名義を変更する際に必ず発生する税金であり、法務局に収めることになります。
と言っても、これはいわゆる消費税に近い感覚のものであり、一回支払えばそれで終わりです。
登録免許税は不動産、あるいは土地のみの場合は千円、土地と物件療法の場合は二千円です。
土地の広さや物件の状態は関係なく一律なので、手数料的なものだと考えて良いでしょう。
固定資産税
場合によっては、固定資産税を支払う必要もあります。
固定資産税はその年の1月1日にその不動産を所持している人が支払う必要があります。
このとき、リースバックの場合はまるごと支払うのではなくリースバック決済をした日までの固定資産税を日割りで負担することになります。
それ以降は不動産会社が支払うことになるので、その日までの分の税金が発生します。
もちろんこれも一回支払えば完了するため、節税対策において特に大きな問題にはならないでしょう。